(via isologue - 「クラウドコンピューティング」は日本の地位を低下させるのではないか?)
クラウドコンピューティングというのは、(正確な定義はさておき)経済学的に言うと、「ネットワーク外部性」や「費用逓減」によって自然独占状態に近くなったネット上のサービスのことを言うのではないでしょうか。
対案として、ネットワーク込みで高品質なサービスを提供するというのがあります。
日本のSIerが言っているのプライベートクラウドというのがそれですが、流行らないでしょうね。
クラウドサービスの売りは、品質はそこそこでいいからシステムが安く・簡単に作れるというものですから。
少なくとも、自分がWebサービスを開発するならクラウドが海外のホスティングを選びます。
安いから。
大事なのはクラウド時代に対応した戦略なんですが、日本にはそれが見られません。そこが残念です。
Google OS・スマートフォン・クラウドを組み合わせれば、個人や中小商店といったあたらしい市場にいけると思うのですが。