2000年のソフトウェアに関する日本の輸出額はわずかに90億円であり、9189億円もある輸入額の1%弱しかない。
おそらく、これには次のような反論があるに違いない。「パソコンのOSやワープロソフト、表計算ソフトのほとんどが米国製なのだから当然の数字だ」という反論である。
しかし、図表2を見ていただきい。これは1995年と2000年のソフトウェア輸入額を種類別にみたものであるが、最も伸び率が高いのはカスタムソフトである。つまり、構成比をみれば、OSなどのベーシックソフト、ワープロや表計算などが含まれるアプリケーションソフトの方が大きいが、輸入額が一番伸びているのは受託開発型のソフトウェアなのである。
というわけで日本のソフトウェア産業はダメダメだという話。
SEをやってる人なら自明って気はしますが。
とりあえつ必読の記事です。