(via NHK:クローズアップ現代)
こうしたなか、会議を変えることで、組織を強い体質に変えようとする企業が今、相次いでいる。社長自らが取り仕切る即断即決会議で業績をアップさせる下着メーカーや、課題解決に社員の知恵を最大限に活かそうと、部長抜きの1日集中討議を取り入れた自動車メーカーのケースを取材。
なぜ今会議改革か、どうすれば会議は上手くいくのかを探る。
経営者必見でした。とはいえ、再放送はないのよね。
とりあえず、ポイントをピックアップ。
- SS(即断即決)会議
トリンプなどでは早朝に幹部社員全員を集めて会議を開いている。
ここでのポイントが即断即決。その場で問題や情報を全員に共有させ、問題の解決法、何をするかをその場で決定させる。
経営のスピードアップ、効率化を推進
- 日産の一日集中会議+ファシリテイター制度
日産ではそれまで数週間かかっていた会議での決定を、丸一日かつスケジュールがきまった会議で決定することにした。
この一日集中会議により会社の体質を改善した。
なお、ポイントは次のとおり
- 部長は課題を与えた後退出、社員に自由に発言させる
- 議事進行は部門外の人が参加、ファシリテーターとして議事進行を行う
- ファシリテーターは会議をうまく進めるためのスキルを持つ。このため、頻繁に研修を開きファシリテーターを養成した
- 会議では、スケジュールにしたがって問題把握から解決法の決定までを行う、さらに参加者が自分が何を行うかを決めるコミットメントも行う
- 部長は、会議の最後に出席。会議で決まったことのGO/NO GOの判断のみ行う
- 某社*1の経営企画部門
オフィススペースを変更、フロアの中央に部長を集め、その下部のオープンスペースを会議用に使用する
会議では髪の資料は使わず、PC上の資料を使用。資料、議事録の作成も会議スペース上でプロジェクターに資料を表示しながらリアルタイムで作成する
といったところでした。
以上、参考になれば
*1:社名失念