続 atsushifxの七転八倒

ウツ、発達障害の闘病記とIT関係のつれずれを書いていきます

売れ残るリスクと売り逃がすリスク

(via WBS)
小売にとって在庫は悩ましい問題です。そこで全部売り切るビジネスというのが注目を集めています。
それがハニーズという女性向けファッションメーカーです。ポイントは企画から店頭を通常の3ヶ月から1ヶ月にまで短縮することで流行に乗り遅れるリスクを避けています。
さらにファッションリーダーが多い渋谷・新宿でデザイナーがチェックして流行を見極め、それからデザインします。これによりセールで値段を減らすことなく売り切ることにより収益を高めています。

また書店でも新しい取引方法が出てきました。それがお店での買い取り方式による販売。
いままでは残った在庫は出版社が引き取っていたのですが、角川文庫ではダヴィンチ・コードで返品率を5%に制限して採算性を向上しています。

ただ、これらの方式にはリスクがあります。
関西のパン屋、いろは屋では廃棄率を減らす取り組みをしたところ客がほしいときに買えなくなってしまいジリ貧状態に。
そこでトヨタの代名詞であるカンバン方式を取り入れました。
1時間ごとに在庫をチェックし売れているものを集中的に生産し、店頭には多めにおくことで客数と客単価を増やしました。

在庫が残るのはもちろん問題ですが、顧客がきた時に在庫がないと売れるものが売れなくなってしまいます。

顧客の心理や環境負荷を考えて在庫をどう見るかがポイントになってきたようです。