続 atsushifxの七転八倒

ウツ、発達障害の闘病記とIT関係のつれずれを書いていきます

今のアートと著作権のほろ苦い関係

2000年前半のことだったが、デビッド・アネズさんはウェブコミックを描こうと決心した。アイディアとドメイン名はすでにあり、自ら締切日まで設定していた。なかったのはスキャナーだ。自分の絵をウェブ上に掲載する手段のないアネズさんは、すでにできあがっているアートを集めたソースがあるのに着目した。カプコンの人気ビデオゲームロックマン』シリーズの画像集だ。

 アネズさんのウェブコミック『ボブ・アンド・ジョージ』の第1話には、ボブもジョージも登場しない。その代わりに登場するのが、ピクセルで描かれた小さなロックマン(画像)だ。ロックマンは作品の中で、作者が本物のマンガを用意するまで、自分が読者を楽しませると説明している。

日本の知的財産権の論理からいえば、これは明確な著作権侵害です。
ビデオゲームキャラクターの肖像権を侵害というところでしょう。

じゃぁ、このWebコミック自体に著作権は存在するか、つまり、これがアートであるか?
はどうでしょう。

これは著作権があるといえるでしょう、ストーリー、演出、Webというメディアを利用したインタラクティビティ、これらは確実にアネズさんの創作だといえます。

いわば、今の日本の著作権管理の方向は昔ながらの時代遅れののアートを守ることで、こういった新しい地代の新しいアートが生まれる可能性をつぶしているんです。